猫捕獲器はどこに仕掛ける？捕獲率を上げられるおすすめの猫捕獲器設置場所を紹介

猫捕獲器を購入したのはいいものの、どこに仕掛ければ野良猫を捕まえられるかわからないこともあり得ます。

捕獲器の設置場所は、捕獲率を高くする上で重要な要素のひとつで、できれば猫捕獲器を仕掛ける前に知っておきたいです。

今回は、猫捕獲器はどこに仕掛ける？捕獲率を上げられる設置場所などを紹介していきます。

猫捕獲器はどこに設置すべき？

猫捕獲器はどこに仕掛ければ効果的かを紹介します。

一番重要なのは、「捕獲したい猫の習性を知ること」です。

猫の捕獲器についてのおすすめ・選び方などは下記を参考にしてください。

保護したい野良猫・脱走した飼い猫を猫捕獲器で捕まえようとしても、その猫がいない場所・近寄らない箇所に猫捕獲器を設置しても、効果はありません。

自宅の庭に仕掛ける場合は、その庭のどこに野良猫・脱走した飼い猫が来るかを考える必要があります。

例えば、庭に猫の糞があればその場所が猫のトイレになっている可能性が高く、付近に猫捕獲器を設置するのは効果的です。

自宅以外にも、例えば職場に来る野良猫を職場への許可が下りて捕獲したい場合、その野良猫がいつもどのあたりで見かけるかを考えて設置したいです。

明らかに目立つ場所に猫捕獲器を設置しない方がいいです。

猫は警戒心が強い生き物で、野良猫はもちろんペットとして飼われている猫にも警戒心があります。いつも来る場所に明らかにおかしな物体があれば、誰だって怪しみます。

中には餌が入っているため、人気が少なく安全だと判断した場合は猫捕獲器の中に入りますが、人気がある場合は「人の仕業かもしれない」と警戒し、猫捕獲器の中に入りません。

人気が少なく、なおかつ影や建物などに隠れていて、猫が警戒しにくい場所に猫捕獲器を仕掛けるのをおすすめします。

かなり隅の方に設置したとしても、人気さえなければ猫が罠にかかる可能性が高いです。

野良猫・脱走したペットの猫は、基本的には「嗅覚」で餌があるのを確認します。

仮に猫捕獲器の中にある餌が、入口以外から見えなかったとしても、餌の匂いが強ければ「ここに食べ物がある」と猫が判断して、その餌を取る方法を考えます。

入口があって、中に入れば餌を取れると猫が判断すれば猫捕獲器にかかりますが、もしかしたら猫が怪しんだり入口になっていることがわからない場合、猫捕獲器の中には入りません。

猫捕獲器の中にある餌を猫が視認できれば、より確実に「餌がある」と思わせて猫にどのようにすれば餌を取れるかを考えさせやすいです。

猫捕獲器を傾いた地面に設置するのは、おすすめできません。

理由は、捕獲器が傾いて猫が入りづらい構造になったり、傾いているせいで何かの拍子で罠が作動する可能性があるからです。

猫が捕獲器そのものに触れて、捕獲器が倒れてしまうことも考えられます。総じて、罠が不発に終わってしまう可能性が上がります。

脱走したペットの猫を猫捕獲器で捕まえる場合、その猫が愛用していたグッズや匂いを入口付近に置いておくのがおすすめです。

ペットの猫が「知っている臭いだ」「好きな匂いだ」と安心して猫捕獲器の中に入りやすくなるからです。

気に入っている匂いを見つけて、さらに中には餌が入っているため、捕獲率が上がります。餌に関しても、ペットの猫がいつも食べているものにしましょう。

猫捕獲器を設置する場所に関する注意点を紹介していきます。

特に「自宅敷地外」に設置する場合は注意しておきたいです。

また、猫の捕獲器を仕掛ける際の餌や購入方法は下記を参考にしてください。

駐車場や公園・施設などに捕獲器を設置する場合、あらかじめ該当私有地に捕獲器をセットする「許可」が必要です。

もし許可なく私有地に捕獲器を仕掛けた場合、撤去されるだけならまだマシで、最悪の場合、警察を呼ばれてしまいます。

私有地にて許可なしの捕獲器設置は違法なので、絶対にやめてください。各私有地に許可を取る方法などは、該当施設に問い合わせを行った方が無難です。

自宅の庭などに猫捕獲器を設置するのは違法ではありません。ただし、猫が罠にかかったのを近所の人などが見て、「怪しい」と思う可能性があります。

猫を保護していると相手が知らない場合、「猫を捕獲して何をしているんだろう」と勘繰られるかもしれません。また、近所の人が庭に入り猫捕獲器から猫を取り出して逃がす可能性もあります。

余計なトラブルに発展する恐れがあるため、できれば庭に設置する場合でも、人目につかない場所に設置した方がいいです。