野良猫を自宅敷地内に入れたくない。野良猫に庭や車・屋根裏や床下などを荒らされるのを防止したいと考えている人におすすめなのが「超音波タイプの猫よけグッズ」です!
忌避剤やトゲトゲシート等、数ある猫よけグッズの中でもっとも効果が高いとされているのが、超音波タイプの猫よけグッズの最大の強みです。
その分お金がかかる傾向にあるのも事実ですが、確実に敷地内から野良猫を追い出したいのであれば、チェック必至です。今回は、超音波タイプの猫よけグッズおすすめ7選を紹介していきます。
超音波タイプの猫よけグッズの特徴
超音波タイプの猫よけグッズは、庭や室内など設置できる部分に設置して、猫が嫌いな超音波を出して猫を追い出す・来させなくする猫よけグッズです。
野良猫が室内や庭に入り込むと、糞尿や騒音といった被害があり得ます。できる限り野良猫を追い出したい時に、超音波タイプの猫よけグッズが求められます。野良猫被害に関しては下記を参考にしてください。
発生させる超音波はごく小音で人の耳には聞こえませんが、猫にとっては大きな音となります。人の3倍もの聴覚を猫が持っているのが理由です。
音が出るといっても猫自体に害はなく、ただ「嫌な音がする」程度の認識です。猫をみだりに傷つけることなく猫を追い出せるため、動物愛護の観点からも問題はありません。
小型の超音波タイプの猫よけグッズが多く、庭や室内に設置しても邪魔になりづらく、超音波の音は靭帯への影響もありません。
猫を寄せ付けない性能としてはピカイチではあるものの、値段は他の猫よけグッズ(忌避剤や設置物系の猫よけグッズ)より高いものが多いです。
超音波タイプの猫よけグッズの選び方
超音波タイプの猫よけグッズの選び方を紹介していきます。
価格や性能・機能などを見て、費用対効果が高いと感じた超音波タイプの猫よけグッズを購入することが求められます。まずは、どのように選べばいいかをチェックしましょう。
長期間使う場合はセンサータイプがおすすめ
長期間超音波タイプの猫よけグッズを使っていきたい場合は、センサータイプがおすすめです。
センサータイプの超音波型猫よけグッズは、猫(その他害獣など)が通った時のみ超音波を発するタイプです。普段は超音波が鳴らないため、充電や電池の消耗を抑えられます。
長く使いたい場合にはぜひ活用したいタイプではあるものの、猫が超音波タイプの猫よけグッズの死角を通ると、センサータイプだと発動しません。もしセンサータイプを使う場合は複数の設置が推奨されています。
周波数を変えれるタイプの方が汎用性が高い
超音波タイプの猫よけグッズの多くは周波数を変えることができます。
例えば、猫が超音波に慣れて普通に侵入してきた場合、さらに周波数を上げて猫に聞こえやすくしたり、逆に周波数を弱くして猫にいつもと違うと思わせられます。
猫は不審な部分があるところには近づかなくなる習性があるため、周波数の調整で猫が来なくなる可能性もあります。超音波タイプの猫よけグッズを探す際に確認しておきたい部分です。
超音波の範囲も確認しておきたい
超音波タイプの猫よけグッズを購入する際は、超音波の範囲も確認しておきましょう。
超音波の範囲が狭すぎると猫に侵入される可能性が高くなりますし、仮に狭かったとしても設置場所でカバーすれば、多少安くなろうと超音波範囲が狭い猫よけグッズでも効果はあります。
まずはどこに超音波タイプの猫よけグッズを設置するかを考えた上で、周辺をまんべんなくカバーできる超音波タイプの猫よけグッズを購入してください。
充電式と電池式の違いについて
超音波タイプの猫よけグッズには、充電式と電池式とに分かれています。
充電式の場合はUSB差し込み口などから充電器を接続して充電するタイプで、電池が切れたとしてもソーラーで充電できるものもあります。
電池式は乾電池を入れて作動するタイプで、単1・単2・単3(2本)などの電池が主に必要になります。
定期的なメンテナンスまでしたくない場合は、ソーラーが付いている充電タイプを使ってたまに充電して使うがおすすめで、逆にソーラー充電ができない場所に置くなら電池式の方がいいです。
屋外に設置する場合は防水機能がついているものがおすすめ
庭や車庫など、屋外に超音波タイプの猫よけグッズを設置する場合、防水機能が付いているかは確認したいです。
防水機能がついているだけで雨にも負けずに超音波を発生させてくれるため、自身がメンテナンスできない外出中や仕事中にも猫対策のための超音波を出し続けられます。
屋内に設置する場合は生活に支障がないものを選ぶ
屋根裏や倉庫など、屋内に超音波タイプの猫よけグッズを設置する場合は、生活に支障がないものを選びましょう。
大人になると超音波はまず聞こえませんが、小さな子供やペットがいる場合、もしかしたら超音波の音を感知して具合が悪くなるなどの症状が出るかもしれません。
周波数を調整して人体に影響が出なくなるまで下げられる超音波タイプの猫よけグッズがおすすめです。その他の対処法としては、生活圏内に超音波が来ないよう配置を工夫して使うことくらいです。
超音波タイプの猫よけグッズおすすめ7選を紹介!
超音波タイプの猫よけグッズのおすすめを7選紹介していきます。
商品の給電方法や防水機能・周波数調整機能などを見て、どの超音波タイプの猫よけグッズが我が家に必要かを探し当ててください!
超音波タイプの猫よけグッズおすすめ① イヌヤ 番人くん
猫嫌い・猫対策を考えている人たちから高評価・リピート率を誇っている超音波タイプの猫よけグッズは、「猫よけグッズの番人くん」です!
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「猫よけグッズの番人くん」は猫が嫌いな超音波を出して野良猫を近寄らせないようにする猫よけグッズです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 11x5x27.7cm | 範囲 | 感知範囲7m |
センサー有無 | 有 | センサー感知角度 | 80度 |
給電方法 | アルカリ性単3電池2本 | 防水機能 | 有 |
周波数調整機能 | 有(感度調整もできる) | 推奨設置位置 | 屋外・屋内 |
使い方も簡単で、猫よけグッズの番人くんに単三電池2本を入れて周波数と感度をネジで調節して設置するだけです。
野良猫が侵入してくる庭の一部や屋根裏に設置するだけ!超音波を出す上部分を見えるように設置するため、下の先端を土などに突きさして設置します。
感知範囲7mと感知角度80度と効果は絶大で、嫌な音を野良猫が感知して以降猫からは「住みづらい場所」として認識させられます。設置以降の猫被害がぱっとなくなり、糞尿や騒音に悩むこともなくなります!
「猫よけグッズの番人くん」を公式サイトから購入することで下記の特典が付いてきます。
価格は16,280円(税込)ですが、2台セットでの購入で26,180円(税込)と、約20%オフで購入可能です!
さらに、2台セットで購入した場合、期間限定でもう2台おまけとして入手できます!(2024年3月3日時点の情報で、2024年3月6日までの開催。その後同様キャンペーンが開催される可能性はある)。
各種特典を全て受けるため、Amazonや楽天ではなく公式サイトでの購入を強くおすすめしています。
超音波タイプの猫よけグッズおすすめ② Freesun 動物撃退器
Freesunの動物撃退器は超音波・警報音・LED強力フラッシュライトの3つを駆使して猫を近づけさせない屋外用(ソーラー充電式)の超音波タイプの猫よけグッズです。
他の超音波タイプの猫よけグッズよりも安いのが特徴で、その上で猫よけ性能がいいと口コミ・レビューでは評判が高いです。超音波タイプの猫よけグッズにお金をかけたくないけど性能面も失敗したくない人におすすめです!
防水効果あり・ソーラー充電式と屋外での設置に向いていますが、周波数設定や超音波以外の機能(警報・LEDなど)の設定が多く複雑なのがやや難点です。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 10x11x51 cm | 範囲 | 感知範囲8mから10m |
センサー有無 | 有 | センサー感知角度 | 120度 |
給電方法 | 充電式(USB充電)・ソーラー充電あり | 防水機能 | 有 |
周波数調整機能 | 有 | 推奨設置位置 | 屋外 |
超音波タイプの猫よけグッズおすすめ③ インテリムジャパン アニマルバリア ブラックミニ
小型で目立たない超音波タイプの猫よけグッズを探している人は、インテリムジャパンのアニマルバリアがおすすめです。
ブラックミニタイプは従来のアニマルバリアよりもコンパクトになったにも関わらず、約6m以上と広範囲での猫感知と猫を傷つけない周波数での猫撃退を実現しています。
本来は複数台重ねて90度ずつ設置するのを推奨していて、極限まで広範囲をカバーしたい場合は、ある程度の費用が必要です。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 10.3x-x33(本体10.3)cm | 範囲 | 最大直進6m~8m |
センサー有無 | 有 | センサー感知角度 | 90度 |
給電方法 | 電池式(単2乾電池×3本) | 防水機能 | 有 |
周波数調整機能 | 有 | 推奨設置位置 | 屋外 |
超音波タイプの猫よけグッズおすすめ④ ユタカメイク ガーデンバリア ミニ
ユカタメイクのカーテンバリアミニは、猫の動きなどに合わせてランダムで周波数を変化させる超音波タイプの猫よけグッズです。
周波数が一定でない理由は、猫が周波数に慣れにくくするためです。自動で周波数を出してくれるため、細かい設定が苦手な人でも安心して設置できます。
感知範囲も最大直進6m・幅も6mと非常に優秀ですが、上下角度のカバー率が約20度と、設置場所より猫が上にいた場合は対処しづらいです。
サイズ(幅×奥行×高さ) | – | 範囲 | 最大直進6m |
センサー有無 | 有 | センサー感知角度 | 90度 |
給電方法 | 電池式(単2乾電池×4本) | 防水機能 | 有 |
周波数調整機能 | 自動でランダム変動 | 推奨設置位置 | 屋内・屋外 |
超音波タイプの猫よけグッズ⑤ ムサシ 超音波猫よけ 猫しっし
ムサシの猫しっしも優秀な超音波タイプの猫よけグッズです。
超音波が発生しているかどうかは中央の赤いライトから一目瞭然で、メンテナンス時にテスト動作ができているかがすぐにわかります。メンテナンスに時間をかけたくない人向けの商品です。
防滴機能こそついているものの激しく水に濡れた場合は故障・作動しないなどの原因になり得ます。屋内設置が推奨で、屋外に設置する場合は水に当たらない物陰や雨で濡れない場所への設置が求められます。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 8.4×10.8×22.7cm | 範囲 | 最大直進7m |
センサー有無 | 有 | センサー感知角度 | 90度 |
給電方法 | 電池式(アルカリ単2乾電池×4本) | 防水機能 | 有(激しく濡れる場所への設置非推奨) |
周波数調整機能 | 超音波モード切替 | 推奨設置位置 | 屋内・屋外 |
超音波タイプの猫よけグッズ⑥ Sattie 動物撃退器
Sattieの動物撃退器は、センサー平均角度120度と上下55度の広範囲の超音波が魅力的です!
感知距離の広さは他の超音波タイプの猫よけグッズに引けを取らず、周波数調整で野良猫以外にも様々な害獣に対応しています。
バッテリー式ではなく完全なるソーラー式と充電タイプが珍しいため、起動に太陽光が絶対に必要です。つまり、屋外で使いたい人は購入をおすすめできますが、屋内使用だと活用しきれません。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 14×-×49.5(本体11)cm | 範囲 | 最大直進7m |
センサー有無 | 有 | センサー感知角度 | 120度 |
給電方法 | ソーラー式 | 防水機能 | 有(あまりにも悪天候の場合は屋内設置推奨) |
周波数調整機能 | 有 | 推奨設置位置 | 屋外(悪天候の場合は屋内) |
超音波タイプの猫よけグッズ⑦ SHAYAKU 動物撃退器
SHAYAKUの動物撃退器もおすすめ度が高く、5つの害獣撃退モードから追い出したい害獣の種類を選んだのち活用できます。
野良猫を追い出したい場合は「モード2」の、赤・白・青光点滅と超音波を出すモードを選択してください。それ以外のモードだと猫に効かない・効き目がイマイチの可能性があります。
使用するモードがはっきりしている分わかりやすいですが、猫以外の害獣が庭などを荒らしていた場合は自身で調整してモードを変える必要があります。メンテナンスにやや手がかかるのだけが痛い部分です。
サイズ(幅×奥行×高さ) | 14.6×-×36.3(本体11.8)cm | 範囲 | 最大直進12m |
センサー有無 | 有 | センサー感知角度 | 110度以上 |
給電方法 | 充電式(USB/Type-C)ソーラー式 | 防水機能 | 有 |
周波数調整機能 | 有 | 推奨設置位置 | 屋外・屋内 |
超音波タイプの猫よけグッズの設置方法
超音波タイプの猫よけグッズ設置方法を紹介していきます!
設置は差し込むだけでOKのものがほとんど
超音波タイプの猫よけグッズの設置方法は、「その場に置く」「地面などに差し込む」「壁にかける」等があります。
ほとんどが地面などに差し込んで使うタイプで、やわらかい土の上などには設置しやすいです。逆に、玄関付近やコンクリートに設置する場合は、クッションとなる土を活用して設置しましょう。
猫の被害がある場所へ設置する
超音波タイプの猫よけグッズは、猫の被害に遭っている場所に超音波が流れるように設置してください。
センサーが優秀なので猫が範囲に入れば超音波を流してくれますが、通り道などに設置した場合、猫が引き返さず逆に被害を与えている場所まで急いで移動してしまうからです。
猫の被害に遭っている場所(主に糞尿被害の現場)に設置すれば、その場所は猫にとって安全地帯ではなくなるため、猫がトイレとして使用しなくなります。
被害現場が複数ある場合は2台以上の設置も検討する
もし被害現場が複数あって、それぞれの被害現場が離れている場合は、2台以上の設置も検討してください。
1台でカバーできない場合、その1台を置いた場所だけが無事になって、残った超音波タイプの猫よけグッズを設置していない方に被害が集中してしまうからです。
もし1台でカバーできるようなら、購入した超音波タイプの猫よけグッズの感知範囲をチェックしつつ、両方の被害現場をカバーできる配置にしましょう。
超音波タイプ以外の有効な猫避けグッズについて
超音波タイプ以外の便利な猫よけグッズについても紹介します。
忌避剤タイプ
忌避剤も優秀な猫よけグッズのひとつで、被害場所や猫の通り道に撒いて使用します。
個体によって効果のあるなしが出るかもしれないのと、定期的に撒く(設置する)必要はありますが、超音波タイプの猫よけグッズより安上がりです。
設置タイプ
固形の忌避剤やトゲトゲシートなど、猫が物理的に通れなくなる設置タイプもおすすめの猫よけグッズです。
猫の通り道に設置するのが主流で忌避剤と同じく安い価格で入手できますが、通り道を間違えたり猫側に対策されると無意味になる可能性があります。
猫捕獲器
捕獲器で猫を捕獲して保護するのも問題ありません。
ただし、現在では保健所でも野良猫の引き取りを行っていない自治体が多く、捕獲しても受け入れ先がなくやむを得ず自分で逃がすしかなくなるケースが増えています。野良猫を許可なく逃がすと、場合によっては動物愛護管理法違反・鳥獣保護管理法違反に問われます。
猫の保護以外には猫捕獲器の使用はおすすめしません。猫捕獲器のおすすめ商品は下記を参考にしてください!
まとめ
今回は、超音波タイプの猫よけグッズのおすすめ7選と、超音波タイプの猫よけグッズの選び方・設置方法などを紹介しました。
猫の行動を妨害する超音波は非常に強力で、一度猫に「変な音が聞こえて嫌な場所だ」と認識させれば、その猫は庭や屋内には入り込まなくなります。
庭のスペースに置いて感度や周波数を調整するだけなので設置も簡単!猫被害に悩んでいる人は、超音波タイプの猫よけグッズ購入を検討してみてください!