春から夏にかけて、よく野良猫を目にすると思います。しかし、寒さが激しい冬になると、とんと野良猫が姿を現さなくなります。
冬眠しているわけではないものの、普通に歩き回るにはどうしても寒いため、寒さを凌げる場所に身を隠している可能性が高いです。中には屋根裏や倉庫・車庫などに侵入して寒さを凌ぐ野良猫もいます。
今回は、冬の野良猫について・野良猫は冬だとどこにいるのか等を紹介していきます。
野良猫は冬になるとどこにいるのか
野良猫たちは冬になるとどこにいるのかを紹介します!
野良猫は寒さに弱い生き物
まず知っておきたいのが、野良猫の生態です。
野良猫は寒さに弱く、特に子猫だと冬を凌いで生存できる確率がグンと減ります。そのため、野良猫が子育てをする際は冬を避ける傾向にあります。冬明けの春から初夏にかけて子育てが行われます。
成猫になっても寒さに弱いのは同じで、春や夏のように堂々と野山や町中を駆け回ることが少なくなると考えてください。
また、猫の餌となる虫やねずみ等の小動物も冬にはあまり活動しなくなるため、人に懐いていない自力で生きている猫にとって大変厳しい環境になります。
寒さを凌ぎつつ餌も確保しなければいけない状態で、野良猫の生存率を下げる要因にもなっています。
野良猫の生態に関しては下記を参考にしてください。
冬の野良猫はどこにいるのか
冬の野良猫たちが寒さに耐えるため身を隠す場所の候補としては、おおよそ下記の通りです。
上記の野良猫が冬にいる場所を見ると、「暖かい場所や風に当たらない場所」を選んで過ごしていることがわかります。
おおよそ20度以下になると寒さを感じる猫にとって冬は地獄です。少しでも寒さを凌げる場所を拠点にして餌を取ったり休息する傾向にあります。
他にも、餌を確保しやすい飲食店の近く、公園で人から餌を貰うため公園付近に身を隠す猫も多いです。
人間にとって一番困るのが「屋根裏や床下などの家屋」「車の下・ボンネット」など、人の生活圏内に野良猫が入り込むことです。冬の野良猫も命がけなので仕方ないことですが、野良猫に住み着かれると様々な被害があり得るため、できれば追い出したいと考える人が多いでしょう。
中には集団行動をする野良猫もいる
あまりにも寒いため、普段は一匹で行動することが多い野良猫でも、集団で行動する可能性が出てきます。
野良猫にも相性があるため、相性が悪い猫同士だと共に行動しませんが、相性がいい野良猫同士で身を寄せ合い冬を凌ごうと考えています。
もちろん身を寄せ合うにしても冬場が寒いのは変わらないため、人目にはあまり出てきません。冬の野良猫がいるどこかしらの場所で隠れるように行動しています。
冬になると発生する野良猫の被害
野良猫に関する被害は野良猫が活動的になる春から初夏にかけての季節が一番多いです。
しかし、冬も冬で野良猫に関するなんらかの被害が発生する可能性があり、寒さ対策のために野良猫が冬に家屋に入り込むからだと考えられます。
まず考えられる被害が「糞尿被害」です。屋根裏や車庫に住み着いた猫が住処に糞尿をして、その糞尿が家屋への染みになったり、臭いのせいで腐敗したり、寄生虫や各種害虫が寄せ付けられるかもしれません!
猫と同様に寒さのために家屋に逃げ込んだねずみや小さな虫がいる可能性もあるため、猫としては願ったり叶ったりです。外に出ず寒い思いをしないまま餌までありつけるからです。
そのため、冬の野良猫に家屋に入り込まれた場合、その場所に居着く可能性が他の季節よりも高いです。
冬の間は子猫がいないため騒音被害はそこまで大きくありません。ただし、春になる頃に野良猫が家屋を拠点として子育てを開始する可能性はあります。
冬に野良猫の保護を行いたい場合
もし、寒さに耐えている野良猫を助け保護するため、冬に野良猫を捕まえて保護したいと思っている場合、捕獲器の仕掛け方にも工夫がいります。
捕獲器に捕まった状態だと強制的に風に晒されることになるため、捕獲器に新聞紙や布などを巻いた状態で少しでも中の猫に風が当たらないようにしてください。
猫側から捕獲器の餌が見えないかもしれないので、餌は臭いが強い猫缶やからあげを使います。狭いところが好きで暖かそうな場所があり、中には餌もあるとなると、冬のせいで飢えている野良猫がいつもより警戒心なく捕獲器に入るかもしれません!
野良猫の捕獲器や保護・地域猫に関しては下記を参考にしてください。
冬の野良猫を屋根裏や家屋・車に近寄らせない方法!
冬の野良猫が屋根裏や家屋・車の下やボンネットに住み着いている場合の対処法を紹介していきます!
一番の対処法は、野良猫を敷地内に近寄らせないことです。確かに、家屋などは野良猫にとって暖かいかもしれませんが、暖かさを上回る不快さを猫に感じさせなければいけません。
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まとめ
今回は、冬の野良猫はどこにいるのか、冬の野良猫が引き起こす被害について紹介していきました。
冬は野良猫にとって弱点のようなものです。寒い冬に耐え切れず飢餓に苦しむ猫も多く、少し油断したら凍えてしまうからです。
そのため、生きるために人間の家屋や車庫などに入り込んで被害を撒き散らします。適切な方法で野良猫を寄せ付けないようにしましょう。